


敷石のパリ カラフルなざわめきの足音へ Traversée de Paris
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詩集
敷石のパリ カラフルなざわめきの足音へ
Traversée de Paris
著者 清岡智比古、ミシマショウジ、佐藤由美子、管啓次郎
B6判変型 101ページ 並製
本体1600円+税
初版発行日 2018年12月22日
発行 トランジスタ・プレス
おぼえているかい?
そこはパリから北へ北へ進んだ
大陸の果てにある海辺の街だった
子どもたちがヒラヒラと飛び回る
黄色い蝶の群れを追いかけていた
波の音すらしないような
あの穏やかな薄い水色の海が
どこまでも遠くに続く街だ……
ーー佐藤由美子「蝶の記憶」より
しずかな朝のモンパルナスで
セルジュが歌っている
しずかな秋の朝にむかって
つぶやくように、ささやくように……
ーー管啓次郎「モンパルナス/パリについて」より
パリ5区ブシュリー通りにシェークスピア・アンド・カンパニーという書店があります。この書店のアーカイブを担当する方からのある問い合わせがきっかけとなって、4人の詩人が集まり『敷石のパリ』が生まれました。今年(2018年)は mai 68(パリ5月革命)から50年。mai 68当時、シェークスピア・アンド・カンパニーは学生たちをこっそり匿っていたことでも知られています。
モノクロームのパリの写真(北井晴彦 撮影)を6点収録、焼失前のノートルダム寺院が映った写真は貴重なものに。付録の栞はNU☆MANが制作、一点一点異なります。
目次
清岡智比古
四季を運ぶ
パリのモハメッド かく語りき
イノサン 無垢なるものたち
ベルヴルへ パリで『世界』を見た日に
ランビュトー通り 午前三時
ミシマショウジ
パヴェ 敷石
パンデムエルト 死者のパン
カトリーナ
カトリーナと若者
セーヌ河によせて くじら
佐藤由美子
黄色い灯台
パリの下水道
蝶の記憶
蟻の頭のクスクスに捧げる詩
Loさんと散歩
管啓次郎
パリについて
モンパルナス
セーヌ 1
セーヌ 2
ガラス都市 1
ガラス都市 2
犬遊び
カルチェ・ラタン
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