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ギンズバーグが教えてくれたこと 詩で政治を考える

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エッセイ

ギンズバーグが教えてくれたこと
——詩で政治を考える

著者 ヤリタミサコ

本体1600円+税
80ページ 46判変形 上製
初版発行日 2016年9月27日
発行 トランジスター・プレス
ISBN978-4-902951-07-3


紹介文

◎堀部篤史さん評(「ケトル」VOL.33)
《著者翻訳による5編の詩とその細部に及ぶ解説を添えたポケットサイズの非常に美しい上製本。本書を読んで、なぜクラッシュとギンズバーグが共鳴したのかがよくわかった》

Truth may be hard to find but Falsehood's easy
真実を見出すことはむずかしいけど 偽りは簡単だ
——アレン・ギンズバーグ

スリーマイルアイランドの原発事故以前に原発反対を唱えて線路に座り込み運動をしたアメリカの詩人ギンズバーグ。プルトニウムへの鎮魂歌、全体主義への警鐘……。ギンズバーグの詩を通して政治を考える。

著者訳によるギンズバーグの詩を5編収録し、また北井晴彦の写真、Painter Kuroのアート作品も掲載しています。


目次

はじめに
1 ギンズバーグの警鐘は
2 プルトニウムへの鎮魂歌
3 ギンズバーグがCIAの裏資金とブッシュを批判する
4 東南アジア史を知らされず、現代のアジアを知らない日本人
5 全体主義への警鐘
ヤリタミサコのあとがき
参考文献


著者紹介

ヤリタミサコ
詩人。北海道岩見沢市朝日炭鉱の生まれ。明治学院大学と東洋英和女学院大学大学院で、アメリカ現代詩と女性学を学ぶ。ビートやフルクサス、詩とアートの評論、カミングズやギンズバーグの訳詩、ヴィジュアル詩、音声詩など多数。靉嘔・塩見允枝子作品とフルクサスのピース演奏、ヨーコ・オノ作品翻訳など。
著書・訳書(共著共訳を含む)に『ビートとアートとエトセトラ』『詩を呼吸する』『カミングズの詩を遊ぶ』『メ ディアと文学が表象するアメリカ』『そのままでいいよ。。——ジャック・ケルアックと過ごした日々』『北園克衛の詩と詩学』

アレン・ギンズバーグ Allen Ginsberg
1926年6月3日—1997年4月5日。アメリカの詩人。ジャック・ケルアックとともにビート文学の代表的存在。ニュージャージー州パターソン生まれ。コロンビア大学卒業後、ウォルト・ホイットマンの詩から影響を受け、現代社会における自己疎外を描いた代表作「吠える」を、1955年サンフランシスコのシックスギャラリーで初めて朗読したのち、一躍ビートジェネレーションの雄となる。「カディッシュ」「アメリカの没落」「白いかたびら」など、母との葛藤、現代文明批判、生と性と死など深いテーマを考察する詩を発表。クラッシュやポール・マッカートニーらとライブ朗読も。

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